窓ガラスをピカピカにするコツ!拭きムラなしで簡単綺麗に掃除する方法
どれだけ拭き掃除をしても、白くなったり拭きムラが残ってしまう窓ガラス。
窓ガラスの掃除が綺麗にできないと悩む方、多いのではないでしょうか。
内側・外側どちらを拭いても、綺麗にならない。拭き跡が残っているのが、どちら側かわからない場合も多いですよね。
実は窓ガラスの掃除は、ちょっとしたポイントを抑えるだけでピカピカに仕上がります。
今回は、窓ガラスを拭きムラなくピカピカにする掃除方法を解説します。
窓ガラスの拭きムラや白い跡は何?
窓ガラスの拭き掃除をした後の白い跡や拭きムラは、3つの原因があります。
- 残っている窓の汚れ
- 洗剤の残り
- 雑巾の繊維の付着
窓ガラスは拭き掃除に時間がかかった分、汚れが取りにくくなります。
汚れを含んだ洗剤が乾き、窓ガラスに付着してしまうんですね。そのため、以下の3つの手順で拭き掃除しましょう。
窓ガラスをピカピカにする【3STEP】
窓ガラスの拭き掃除は、3つの手順を守れば手軽にピカピカになります。
- 拭き掃除前に汚れを落とす
- 水拭き・洗剤で拭く
- 乾拭きする
ただし、網戸の掃除を行なってから拭き掃除しましょう。せっかく拭き掃除をしても、網戸の汚れが窓に付着してしまいますね。
【1】拭き掃除の前に窓ガラスの汚れを落とす
おそらく、綺麗に拭き掃除ができないと悩んでいる方のほとんどが、直接洗剤をつけて拭き掃除をしているでしょう。
窓ガラスにいきなり洗剤を吹きかけて拭き掃除する行動、それこそが拭きムラを作る原因です。
窓ガラスには、さまざまな汚れが付着しています。
- 花粉や黄砂
- ホコリ、砂や泥
- 排気ガス
- タバコのヤニ
- 油汚れや手あか
これらが付着したまま洗剤を吹きかけて拭くと、汚れを塗り広げている状態になるんですね。
塗り広げた汚れが乾けば、当然汚れが固まり拭き跡が残ってしまいます。
窓ガラスの拭き掃除をする前に、必ずガラス表面についたホコリなどを落としましょう。
泥まみれになった靴を洗う場合、まずついた泥を落としますよね。泥がついたまま、水をかけたり直接洗剤をつけてブラシで洗うと、余計に時間がかかってしまうのと同じ原理です。
新聞紙や刷毛(ハケ)、乾いたぞうきんを使い、窓ガラス表面の汚れを軽く落とします。
ハケは、100円ショップのもので十分。新聞紙や乾いたハケがない場合、乾いたぞうきんでもOKです。
【2】窓ガラスを水拭きする
表面の汚れを落としたら、洗剤をつける前に、窓ガラスを水拭きします。
- 濡らした新聞紙で拭く
- 軽く絞ったぞうきんで水拭きする
新聞紙が窓の拭き掃除にいいと、一度は聞いたことがあるでしょう。
その秘密は、新聞紙のインクの油です。
窓の汚れは、排気ガスに含まれる油汚れや・家の中の油汚れ・手あかの脂性の汚れなどにより、べったりと窓ガラスに張り付いている状態です。
生活の汚れは、すべて油汚れがあるため落ちにくいんですね。
新聞紙に印刷されたインクに含まれる界面活性剤が、油分を分解吸着し、汚れ落としの役割を果たします。
水を含ませ丸めた新聞紙で、多方面から窓ガラスを拭きましょう。汚れがひどくない場合は、新聞紙の水拭きだけで十分綺麗になります。
節約になるエコの掃除法ですね。
ちなみに新聞紙は、油汚れのひどい換気扇やシンクの汚れ掃除にも使えます。
頑固な汚れには洗剤を使って拭き掃除する
どうしても水拭きだけで窓の汚れが落ちない場合は、重曹スプレーや洗剤を使います。
重曹スプレーは、洗面台・お風呂掃除やキッチンの掃除が手軽にできる万能洗剤です。
1本作っておくと、大変便利ですよ。
洗剤を使用する場合は、窓に直接吹きつけず、ぞうきんに洗剤を染み込ませてから行いましょう。
家庭での掃除はコツがわからず綺麗に仕上げられないため、窓に直接スプレーすると拭きムラの原因になります。
また、窓サッシに重曹を使った掃除は厳禁です。
詳しくはこちら
【窓のサッシを綺麗に掃除する方法】プロが教える洗浄のコツ
頑固な汚れには、クリームクレンザーやメラミンスポンジを使ってもOK。ただしメラミンスポンジは、はっ水加工やコーティングされたガラスに使うと、傷つけてしまうので注意が必要です。
【3】窓ガラスの水分をとって乾拭きする
窓ガラスが綺麗になったら、窓の水分を取り除き乾拭きをします。
100円均一ショップで販売されているスクイージを使うと手軽に水分を取り除けますが、まるめた新聞紙で十分。
まるめた新聞紙で水分を取り除き、再度新聞紙で窓ガラスを磨いていきます。
- 新聞紙の油分のワックス効果
- 新聞紙の油分のコーティング効果
これらの効果で、窓ガラスがピカピカになる上、汚れが付きにくくなります。
ぞうきんは繊維がつきやすいので、毛羽立ちがないマイクロファイバー製クロスを使用して乾拭きしましょう。
この3つの手順で行えば、窓ガラスはピカピカです。
窓ガラスをピカピカに掃除する注意点
窓ガラスの拭き掃除は、天気の良い日は避けましょう。
なぜなら、空気が乾燥していると汚れがついたまま乾いてしまい、汚れが落ちにくくなってしまうからです。
窓ガラスの拭き掃除は、雨上がりや太陽が上がる前の午前中・夕方日が落ちてからがオススメ。
天気の良い日中に掃除したくなるかもしれませんが、湿気が多い日に行うのがコツです。
本来、日頃からこまめに拭き掃除をしていれば、窓ガラスの拭き掃除に洗剤は必要ありません。蓄積した汚れは、どんどん落ちにくくなっていきます。
人が感じるストレスと同じですね。
大掃除を楽に行うためにも、日頃から掃除を心がけましょう。
蓄積した窓ガラスの汚れ落とし、大きな窓や高い場所の窓ガラス掃除は当社にお任せください。頑固なサッシの汚れもピカピカになります。