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大理石の研磨/石材の洗浄

大理石の研磨作業中御影石の洗浄作業中

天然石材とは
人工的に合成されたものではなく、自然に産出した鉱物や岩石を加工して建材として使用したものです。

 

床材として使われている天然石材の種類は、主に大理石と御影石の2種類です。ホテルやマンションなどの石床に使用されている大理石は、石灰岩の1種で模様や光沢感、高級感のある質感などで好まれています。

 

ただし、大理石は石材としては柔らかい部類に入り、酸やアルカリといった薬品に弱く、疵が入りやすいため何もしなければ徐々に光沢が落ちていきます。

 

施工事例&料金参考

大理石の研磨:マンション玄関

玄関に敷かれた大理石の鏡面研磨前:京都市中京区玄関に敷かれた大理石の鏡面研磨後:京都市中京区
↑マンションの玄関床材として敷かれた大理石の光沢回復研磨(左:施工前 右:施工後)

様々な場所で使用されている天然大理石ですが、天然の石材を磨いて人為的にツヤを出して使用されています。そのため床材や天板として使用されている場合は、細かな疵が入ることで徐々に光沢(ツヤ)が低下していきます。研磨を行うことで汚れを含んだ表層面を削り落とし、複数工程で磨き上げることで高光沢な鏡面仕上げになります。

 

玄関に敷かれた大理石の鏡面研磨作業中:京都市中京区
↑施工中の様子。大理石の状態(摩耗・傷みの度合い)により作業工程を決めます。
料金参考(税抜き)基本料金追加面積
大理石研磨(鏡面仕上げ)2㎡まで(玄関床等)/30,000円1㎡/3,000円~

大理石の研磨(ライムストーン):ホテルロビー

床材として使用されている大理石(ライムストーン)の鏡面研磨前:京都市東山区床材として使用されている大理石(ライムストーン)の鏡面研磨後:京都市東山区

床材として使用されている大理石(ライムストーン)の鏡面研磨前(アップ画像):京都市東山区床材として使用されている大理石(ライムストーン)の鏡面研磨後(アップ画像):京都市東山区
↑ホテルの床材として敷かれた大理石(ライムストーン)の光沢回復研磨(上:施工前 下:施工後)

大理石の一種であるライムストーン(石灰岩)は、一般的な大理石とは異なり、石材自体の硬度がとても低いため疵が入りやすく、光沢も落ちやすい材質です。また多孔質石材のため、床材として使用した場合は汚れが入り込みやすくメンテナンスは高頻度となります。

大理石の洗浄(ライムストーン):ホテルロビー

大理石(ライムストーン)の洗浄風景:京都市東山区大理石(ライムストーン)の洗浄風景2:京都市東山区

大理石やライムストーン(石灰岩)のメンテナンスには汚れを落とすための洗浄作業と、疵を消し表面を整えツヤ(光沢)を出すための研磨作業があります。

 

天然石の中でも大理石やライムストーンは化学薬品(アルカリ性・酸性の強い薬品)に弱くデリケートで、石質も柔らかく多孔質で脆い場合もあるため、メンテナンスを行う場合には専門知識が必要になります。

 

御影石の洗浄:戸建住宅駐車場

白御影石の洗浄中:京都市白御影石の洗浄後:京都市

駐車場の(白)御影石の洗浄風景です。雨によって建物の屋根から落ちてきた汚れがそのままのかたちで残っています。石材の表面には細かな凹凸が多いため、汚れを掻き出すには専用の薬品とブラシが必要になります。

 

磁器タイルの洗浄:マンション駐車場

磁器タイルの洗浄前磁器タイルの洗浄後

屋外に舗装された磁器タイルの汚れは、経年が進むと簡単に除去することができません。こちらのマンションは築30年以上となるため、一度も洗浄していない磁器タイルには、様々な性質の汚れが付着しています。

 

タイルを傷めないよう専用の薬品を使い分け、繰り返し洗浄作業を施すことでタイルに染み付いた汚れを浮かせて除去していきます。

 

コンクリート舗装の洗浄:マンション駐輪場

コンクリート舗装の洗浄前コンクリート舗装の洗浄後

コンクリート舗装の表面は多孔質で無数の小さな穴があります。そこに汚れが入り込むことで表面はとても汚らしく見えてしまいます。

 

湿気の多い場所や日陰となる場所ではカビや苔も生えてしまうため、これらを防ぐには定期的に洗浄を行う必要がるなど手間がかかります。

 

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