剥離&ワックス
古いワックスを剥がしてゼロからワックス!
汚れて見える床の中には、通常時に使っている洗浄剤と洗浄方法では取れないものがあります。
それはワックス表面に付着した汚れではなく、ワックス皮膜の経年劣化による変色や、汚れの抱き込みが原因です。
そのような場合は一度、既存のワックスを全て剥がし取る剥離作業を行い、一から新しいワックスを塗る事で見違えるほどキレイになります。
施工事例&詳細
剥離&ワックス施工例:カフェ店舗
こちらは京都市伏見区のカフェ店舗さまでの作業です。
飲食店さまという事で、お店の清潔感に気を使っていらっしゃいます。椅子を引きずる箇所などは、ワックスの摩耗が早く他と差が出るため、剥離によって一度リセットすることでキレイになります。
地域 | 京都市伏見区 |
業種/床面積 | カフェ店舗さま/30㎡ |
施工内容 | 剥離&ワックス |
作業員数/所要時間 | 2名/2時間 |
剥離&ワックス施工例:福祉施設
こちらは大阪府枚方市の福祉施設さまでの作業です。
長年他社にメンテナンスを依頼されていたとの事ですが、ワックスを重ねて塗り続けてきたことで、黒光りしていました。
あまりにも暗く汚らしい雰囲気なので、剥離でキレイにできないかとご相談をいただき、施工させていただきました。
地域 | 大阪府枚方市 |
業種/床面積 | 福祉施設さま/150㎡ |
施工内容 | 剥離&ワックス |
作業員数/所要時間 | 3名/5時間 |
剥離&ワックス施工例:販売店舗
こちらは京都市内の販売店舗さまでの作業です。
今まで気づかなかったけど、什器を動かすとキレイな場所とそうでない場所が、くっきりと分かれたのでキレイにしてほしい。とご依頼をいただきました。
既存のワックスが残っている場合は、洗浄でこの差を完全に消すのは難しいと判断し、剥離でリセットするご提案をさせていただきました。
地域 | 京都府京都市 |
業種/床面積 | 販売店舗さま/60㎡ |
施工内容 | 剥離&ワックス |
作業員数/所要時間 | 2名/4時間 |
剥離&ワックス施工例:児童施設
こちらは大阪府高槻市の児童施設さまでの作業です。
床に貼られたラインテープの除去と、剥離&ワックス施工でご依頼をいただきました。
先にラインテープを除去し、剥離&ワックスを施工しましたが、テープは相当長期間に渡って貼られていたため、直下の床材が変色を起こしていました。
こればかりは素材の変化が原因のため、清掃部門ではどうすることもできません。
地域 | 大阪府高槻市 |
業種/床面積 | 児童施設さま/120㎡ |
施工内容 | 剥離&ワックス |
作業員数/所要時間 | 2名/6時間 |
取れない汚れの原因は?
原因には様々な要因が考えられますが、まず前提の一つとして、どんなワックスでも時間の経過と共に必ず劣化していきます。
環境やメンテナンスによってその進行速度や、度合いは異なりますが、酷く劣化が進めば部分的な皮膜剥がれや、変色なども起きてきます。
普通はそこまでの劣化が進むまでに、一定の期間でワックスの剥離を行うため、露骨な劣化状態とは相当の期間手を加えていないような状況かもしれません。
汚れの抱き込みは業者の技量で変わる
汚れの抱き込みとは、通常の洗浄作業時に取りきれなかった汚れを、そのままの状態からワックスの上塗りで固めてしまい、以降の洗浄作業での除去が不可能となってしまった、ワックスに挟まれた汚れのことです。
一見して素人目にもわかるほど目立つ場合もあれば、極僅かな場合もありますが、これは洗浄&ワックスの作業を行っていれば、大なり小なり確実に進行していくものです。
そして、このようにワックスで汚れを挟んでしまった場合は、剥離作業でなければ除去はできなくなります。
この汚れの抱き込みの度合い(進行速度)や、美観保持力といったものは、業者の技量によって大きく左右される部分ですので、簡単に言えば腕の悪い業者が作業を行えば、剥離の必要性も高くなるということです。
しかし、剥離が必要かどうかは一般の方には中々判断できない部分でもあります。業者側としては自分達の都合よく「剥離をしない」「指摘されるまで放置する」「剥離の周期を延ばす」といったことがあるのは事実です。
また、剥離作業に関する部分では、おそらく契約内容や、料金形態が各業者で異なっているはずです。
剥離の施工料金は標準的に洗浄時の2~3倍が相場のため、たとえ定期清掃の契約をした場合でも、剥離の時には別途追加料金が必要になります。
定期清掃の契約をお考えの際には、必ず剥離作業の事も込みでお考えください。
剥離とはどのような作業?
全体的な作業の形としては、洗浄作業も剥離作業も大きな違いはありません。
違うのは使用する薬品(洗剤)ですが、これがワックスを完全に溶かすレベルの強力なアルカリ性の薬品に変わります。
普段の洗浄で使用している洗剤は、ワックスを完全に溶かすまでには至らないレベルの、中性~アルカリ性の洗剤を使用しているので、ここが一番大きく違う点になります。
そのため通常の洗浄作業では、ワックスの表面のみを薄く溶かして汚れを洗い落としますが、剥離では完全に溶けたワックスを根こそぎ剥がして回収していく作業へと変わります。
それぞれの作業工程も通常の洗浄作業時より、一段と丁寧に行わなくてはならないため、作業時間は通常比の2~3倍と、全工程に必要な作業時間も長くなります。
現状で剥離が必要かどうかを見極めるには?
現在の床に剥離作業が必要であるかどうかは、本来の床材の色が残っている箇所を見つけるのが有効です。
あまり人が通らない場所や、長期に渡って置かれている什器の下などは本来の床材の色であることが多いので、どの程度違うのかで分かります。
専門家であれば剥離が必要かどうかの判断は瞬時にできますので、弊社ではご依頼を頂いた際に、初見の段階で剥離が必要と判断出来る場合には、あらかじめ推奨とご説明をさせていただきます。