京都の店舗清掃・マンション清掃・ハウスクリーニング|株式会社レジット・クリーン

床ワックスはなぜ必要?

カフェの床ワックス仕上げ

店舗・施設の清掃で、私たち床メンテナンスの会社が施工を行う床材には、Pタイル(プラスチックタイル)、長尺塩ビシート、クッションフロア、フローリング(合板木床)、リノリウム、白木、無垢材、セラミックタイル、大理石など、様々な材質からなるフロア素材があります。

 

これら一般的に店舗・施設に使用されている床材の中には、素材がプラスチックや木材からできているため、それほど硬質ではなく、耐久性が低いものも含まれています。

 

そのような耐久性の低い材質の床は、何も手を施さなければ歩行などによって細かな疵が入りこみ、汚れが付きやすくなります。

 

どんなものでも、表面はなめらかであればあるほど汚れを弾き、ザラついていれば付着してしまうので、細かな疵が入ると、それだけ汚れの付着が早く多くなります。

 

ワックス施工の主な効果

1.ワックスを塗ることで床に膜を張り、直接の疵や汚れの付着をガードします。

 

2.床の凹凸を埋めることにより、光源を均一に反射させ光沢を生み出します。

 

3.傷や汚れがつきにくくなり、普段の床清掃が楽になります。

 

しかし、施工した後も適切なメンテナンスをしていないと、その効果を保つことはできません。日常よく人が歩く箇所などでは靴跡(ヒールマーク)汚れもつきやすく、部分的に削れて剥げてくるといったことも多々あります。

 

それは見た目が悪くなるだけではなく、床を保護する機能も希薄になっているので、床の美観を保つためには定期的なメンテナンス清掃が必要となります。

 

※定期清掃(店舗清掃)の頻度としては、来客が多く汚れやすい土足床の店舗、施設の場合であれば、10回の「洗浄&ワックス」施工に対し、1回の割合で「剥離&ワックス」を施すのが理想的な店舗清掃の仕様です。

 

メンテナンス方法

店舗清掃で最も多いのは「洗浄&ワックス」の施工ですが、プロ仕様の施工には大きく分けて「除塵清掃、機械洗浄、塗布、乾燥」の手順があります。

丁寧できっちりとした店舗清掃を心がけるのであれば、当然どの工程も気を抜くことはできません。除塵清掃、機械洗浄の際にはホコリや汚れを隅々まで丁寧に取り除きます。この作業を怠ってしまうと、床とワックスの間にホコリや髪の毛、汚れが入り込んでしまい、最悪の場合、剥離(はくり)作業が必要となります。また、汚れを落とす際に使う洗剤の成分が床に残ってしまうと、密着不良や黄変(黄色い変色)の原因となってしまうので、しっかり丁寧に水拭きした後で床面をよく乾かすことが重要です。必要に応じて残留洗剤を中和させるリンス剤を用いることで、よりワックス塗布に最適な環境を創ることができます。

続いて、ワックスを塗るときには「塗りムラ」を起こさないよう気をつけます。均一に美しく仕上げるため作業は慎重を期して行います。ワックスがきっちりと乾くまでに歩いてしまったり、物を置くなどしてしまうと跡付くため、塗り直しが必要になることもあります。部分的な補修も可能ですが、濃淡の差など目に見える違いが出てしまうこともあり、やはり一度できれいに塗り仕上げることが大切です。その後、しっかりと乾燥させ塗り残しやムラがないことを確認し、必要に応じて繰り返し塗り重ねて仕上げます。

市販品とプロ仕様のワックスの違い

ホームセンターなどで買うことのできる市販のワックスと、プロが使っているものには違いがあります。もっとも大きな違いは「成分濃度」で、プロが使うワックスは成分比率が高濃度、高密度であり、床面に対して均一に塗るためにはそれ相応の技術と特殊な機材を必要とします。

一方で、市販品とは誰にでも手軽に塗れるよう濃度が調整された状態で販売されています。この濃度の違いは、床を保護する皮膜形成の厚さにも影響を及ぼします。プロ仕様ワックスの施工1回分は市販品の3回分相当に匹敵し、その違いは仕上がりや耐久性を大きく左右します。

また、ワックスを選ぶ際の重要なポイントは床材に対しての相性の善し悪しです。床材の種類によってワックスの種類もまた異なり、相性の悪い間違ったものを使ってしまうと、密着不良を引き起こしたり、汚れが皮膜の中に閉じ込められたり、床自体が傷ついたりしてしまうこともあります。特に近年施工されたような店舗のフローリングは密着不良を起こしやすい傾向があるため、最適なワックス選びは欠かかすことができません。

ワックスの扱い方

ワックスはただ単に塗り重ねていけばよいというものではありません。ワックスがけの最たる意味合いは「美しい環境をつくること」にあります。そのためには皮膜の状況に合わせて「洗浄」「塗り足し」「剥離(はくり)」をうまく取り入れたトータル的なメンテナンスを行いましょう。

最後に

店舗清掃でご相談をいただくお客様の中には、せっかく大切なお金を払って業者さんに頼んでいるにも関わらず、その内容がイマイチよくわからず、しかもあまりキレイになっていないと嘆いておられました。専門的に細かな部分を上げるとキリがないほど繊細さの必要な床メンテナンスと店舗清掃。美しい仕上りをお求めの際は、専門の機械や資材、豊富な知識と経験のある業者へ依頼されることをおすすめします。

私たち、京都エルシー清掃サービスは価値のある本当の床メンテナンスをお届けします。床メンテナンス、店舗清掃に関する疑問、その他ご意見、ご質問など御座いましたらご遠慮なくお尋ねください。

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