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こんな場所のカビ発生に注意!見落とすと危険なカビの繁殖

家の中の汚れの中、掃除してもすぐに発生する厄介なカビ。

カビは食べ物はもちろん、家のあらゆる場所に生える『菌(真菌類)』です。

真菌類(しんきんるい)であるカビは、糸状菌(しじょうきん)と呼ばれ、胞子を形成し繁殖します。

あらゆる場所に生息するカビは、人体に悪影響を及ぼすのはご存知ですよね。

では、カビはいったいどのような場所に生息し、どのようなデメリットをもたらすのでしょうか。

一般的に注意するカビ

カビと聞いて、思い浮かぶ色は黒カビですよね。

ダスキンのアンケートでも、カビで思い浮かぶ色は、黒が60%・緑17%・青13%でした。

私たちが認識している黒カビの原因の多くは『湿気』です。湿気の多い場所のカビは『クラドスポリウム』という黒カビが主です。

  • 浴室や洗面所
  • トイレ
  • キッチン
  • 押入れ・クローゼット
  • 窓枠や網戸

湿気が多かったり、掃除の行き届かない場所で繁殖しやすいカビは、酸素・温度・湿度・栄養分が揃った環境で繁殖します。

カビの栄養分は、食物はもちろん、壁紙やプラスチック・畳・木材、アカや石鹸かすなどさまざまなもの。

浴室タイルの目地やキッチンなどの黒カビは、誰でも見つければすぐさま掃除しますよね。

ただし普段気をつけているカビ以外にも、知らない場所で繁殖しているカビがあるんです。

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注意しなければならないカビ

エアコンのカビ

エアコンが、カビくさいと感じる時があるでしょう。

エアコンは、熱い空気と冷たい空気が触れ合い結露が発生し、カビが好む環境になります。

さらにエアコンフィルターや吹き出し口に溜まったホコリも、カビのすみかです。黒カビ以外にススカビも多く繁殖しています。

そこでエアコンが出す風により、カビが空気中に飛散しているんですね。

カビは成長しやすい環境では、発育が早く1~2週間で増殖します。

つまり、1週間以上エアコンの掃除を怠ると、カビが空気中にばらまかれていると考えてもいいでしょう。

エアコンだけではなく、日常生活の中であらゆる場所にたまるホコリにもカビは増殖しています。

壁側のクロスや家具のカビ

タンスなどの家具の裏側で発生しているカビ。物を移動させ初めて気がつく場合が多いでしょう。

家具を壁にぴったりとくっつけて配置すると、通気性が悪くなりカビが好むジメジメした環境になります。

家具はもちろん壁などに発生したカビは、放置しているとどんどん繁殖。下手すれば、湿った家具の木材の内側からカビが発生する場合もあります。

特に日当たりが悪く湿気が多い家では、カビが好む環境になるので注意しましょう。

表面についているカビを払いとって見えなくなっても、カビが取り除かれたわけではありません。

ソファーやマットレス・寝具のカビ

家具で隠れた壁同様、ソファーやベッド・マットレス・寝具など、日頃ものを動かさない場所にもカビは発生します。

床をはじめカーペットやたたみの上に物を敷くと、空気が閉ざされ湿気が逃げにくくカビの原因になってしまうんですね。

特にフローリングの上に、マットレスを敷きっぱなしにしている方は要注意です。

フローリングの床は、ニスやワックスが施されているからカビとは無縁な気がするでしょう。

しかし人は就寝中、コップ1杯ほどの汗をかきます。マットレスの下は、人の汗と温もりで湿気のある環境を作り出します。

逆に、フローリングは床下からの冷気で冷めやすいため、温度差により湿気が水分に変わりカビを作り出す原因になってしまいます。

久しぶりに移動させ、マットレスがカビだらけという経験をした方もいるでしょう。

床・たたみ、カーペットのカビ

上述したフローリングのカビと同様、たたみやカーペットにもカビが発生します。

  • 床暖房の上に敷いたフロアマット
  • ホットカーペットの下のフローリングやラグマット

水分をはじくジョイントマットも人気がありますが、ジョイントマットの下はカビの温床です。

なぜなら、通気性が大変悪く湿気を溜め込んでしまうからです。

またカーペットに比べ、たたみは通気性に優れていますが、カビが発生しないわけではありません。

通気性の悪くなった床やたたみは、カビだけではなくダニを繁殖させる原因にもなります。

その他にも押入れ・クローゼット・下駄箱・ぬいぐるみなど、わからない部分にもカビは潜んでいます。

カビが及ぼす悪影響

文部科学省によると、カビの種類は8万種類以上に及ぶと言われています。

家の中に繁殖しているカビは、1種類だけではありません。

たとえば、エアコンに繁殖しているカビでも5~数10種類になると言われ、数センチの面積に50億ほどのカビの胞子が存在するのだとか。

カビの有害性は、そこまで極端にひどいわけではありません。

しかし、掃除が行き届いていない部屋で毎日過ごせばどうでしょうか。

『塵も積もれば山となる』のは、決してゴミや汚れだけではありませんね。

私たちは、日々少しずつよくない影響を受けています。

  • 食品に使われている添加物
  • ボディソープやシャンプーなど洗剤に含まれている化学物質
  • 排気ガスなどで汚染された空気

カビによる影響も受け、全てを合算すれば、とてつもないダメージを受けていることは間違いありません。

さらにカビは感染力が弱いとはいえ、免疫の低い人にとっては危険が伴います。

アレルギー性鼻炎や気管支肺炎などを引き起こす可能性があります。

また、アスペルギルス属に分類される麹黴(コウジカビ)。コウジカビが、肺で増殖し呼吸困難、最悪の場合死に至る可能性まで…。

特に抵抗力の弱いご老人や乳幼児には、注意が必要ですね。

カビは注意さえしていれば、発生を抑制できます。可能な限り掃除・清潔を心がけカビの根を排除しましょう。

簡単!【効果的なカビの取り方】お手軽掃除法総集編

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