セラミックタイル・洗浄

近年、店舗や商業施設に施工されている床材の中には、ワックス塗布を必要としない床材類も数多くあります。「セラミックタイル」「人造大理石(テラゾー)」「長尺塩ビシート(表面が凸凹の床)」などですが、このような床材の場合は、専用の洗剤とポリッシャー洗浄のみで仕上げまでを一貫する「洗浄メンテナンス」が必要になります。

これらの床材はワックスを塗布する手間が無く、「単に床を洗うだけ」の比較的手軽な作業に思われがちですが、特にセラミックタイルや大理石など、床材によっては必ずしもそうではなく、中にはワックスを塗布する床のメンテナンス時よりも、より一層手間が掛かかってしまうケースもあります。場所が屋内の場合は、屋外とは違い作業の洗浄レベルを格段に上げなくては見栄えを良くすることができないため、最終の仕上げ作業などには特に細かい手入れを必要とします。

また、屋外作業に近くなるマンション共用部、通路などに施工されていることの多い凸凹の床(長尺塩ビシート)の場合、作業時間が短く、簡易的なイメージを持たれることがありますが、そのような場合は大抵が床の汚れ付きが薄く、流し洗い程度の洗浄レベルで十分なことが多いためです。

同じ洗浄メンテナンス作業であっても、床材や設置場所、汚れ付きによっても作業濃度はマチマチになるということです。

セラミックタイルの洗浄|施工例

現場情報 京都市中京区/コンビニ/80㎡
施工内容 床面洗浄定期清掃
作業員数 2名
所要時間 2時間程度
床材 セラミックタイル

動物病院様では犬の爪で床に傷が入ることを防ぐためワックスを塗布し保護します。

ワックス不要の床材も様々

屋外で実装されていることの多い床材といえば人造大理石(テラゾー)や石のタイル、レンガ調のタイルで、施設の舗装通路などに多く施工されています。また、マンションの共用部、通路に敷かれている凸凹の床(長尺塩ビシート)や、屋内で最近多く実装されているのがメンテナンスが容易で長持ちとのフレコミから人気の高いセラミックタイルが代表的です。

セラミックタイルについての見解は様々分かれるところでもありますが、たとえどのような床材(セラミックタイル)であっても、他の床材同様に人が歩けば汚れてしまいますので、メンテナンスを欠かすことはできません。

床材と汚れに合わせた資機材の選択

ワックスが施工された床の洗浄を行う場合は、如何なる場合もあくまでワックス層の表面を洗浄することになり、比較的汚れは取れやすくなります。しかし、そうでない床材の場合は常に床材自体を直接洗浄することとなるため、凹凸や硬さなど床材の特徴に合わせた資材、機材の選択が重要になります。